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今だからこそ

https://www.tnc.co.jp/program/detail/201218nakamuraya/20201218

うわーもうなんなん?てくらい響きまくったんですけど、どないしょ。
本降りの中での蓮獅子続行の決断、優等生なイメージが強い勘九郎兄さんの
アニキ気質が実に気持ちよかったです。

むしろ平時の方があっさり中止に出来たはず。
でも今だから、今だからこそ、止めたらアカンのや!って魂の叫びが
響き渡ってました。
あんな重いお衣装とカツラで水溜り状態の板の上で舞うなんて、
ほんまに危険やし、やったらアカン事なんやけども、
ああ歌舞伎そのものが元々「やったらアカンこと」が原点やったなと。
引きで映し出された毛振りの画、びしゃびしゃの桧舞台が演者と奏者を
水鏡になって映していて、ウユニ塩湖みたいやった。

どなたの言葉だったか、芸への精進とは水鏡に物語を綴るようなもの、と。

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