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ミステリと言う勿れ#10 [ドラマ]

あーもう泣き過ぎてる。
ライカさーん[もうやだ~(悲しい顔)]

菅田整くんが泣かずに居れるのが信じられん(涙ぐんではったんやけど、号泣せずに居られる事が凄いhttps://news.yahoo.co.jp/articles/993f5b18e4f1091d122962aceffc6c85c4fc7698)ほど泣けた。
ライカさんは千夜子を守り抜いてミッション・コンプリート出来たけれど、
傷付けられる為だけに生まれたかのように命を奪われる子らが、
見えないけど彼女の後ろに、たくさん居るのが視えるようだった。
その子達は「このために生まれて来た」なんて穏やかに笑って逝く事など出来なかったろう。
(昔は精神分裂なんて怖い〜と無知に思ってたけど、今は"究極の裏ワザ"的な受け止め方をしています。
その発想のきっかけは、志田未来ちゃんが昔演じてたドラマでのセリフでした。
自分が死んで悲しむ人は必ず居る。それは私自身、という「HOME STAY」に通ずる内容でした。未来ちゃんの台詞は心に残りやすい。
名言を生活に取り入れるだけなら、誰でもやっている事ですが、その人を定点観測出来てる人には「変わった」と判じられる多重人格化ともなるのでしょう。が、世間一般では人生の深みを増した、です。)

こんなにもすごいのは麦ちゃんがちゃんと、ライカさんの魂をコピー出来てるからですね。
いまさら役者さんは自らの意志で多重人格症に患かる、とんでもないお仕事なのだ、と
畏敬の念に震え、
長年の謎が解けた。

私が佐々木さんをずっと昔から、記憶しにくかった理由は、
佐々木さんが、ちゃんと役の魂をコピー出来ていたからです。
それがとても怖い。元亀ちゃんにも言われてはった。
そこまで魂をコピーしてたら千秋楽まで保たないって。
きっと自覚がないからやってしまえているのだと思うけれど、
私は昔その状態の人に遭遇したことがある。
わずか15分後、その人は自死を遂げたと警察から聞き込みの電話があった。
そのくらい常人では耐えきれないほど心身に負担が掛かっていることを
ご家族も心に留めて、より良く折り合いを付けて行って下さいますように。

千秋楽お疲れ様でした。
今夜でもうヘンリーともお別れ。
再演がない限り、もう彼とはライカさんのように二度と会えない、ということですね。
ライカ、な…ほんまのとこ、虐待で生まれたライカに
また会いたいと想うことは暴力に存在していて欲しいということになってしまう。
ずっと病んでて欲しいなんて、整でなくても望まない。
その別れが永遠であることこそが、希望というものなのだ。
だからライカさんは「見掛けても声を掛けないでやってくれ」と言った。
千夜子が整くんを知らないから、もあるが、整くんが会いに来たら
話しをしたくて目覚めてしまう危険性があるからだね。
それでは彼らが実現した性別を超えた"友情"が台無しだもの。
(あんな強欲オヤジに二度と会わんでエエけど。再演があってもそれは、今年のヘンリーとは別人ですから)

それでもまあ、彼なりの情はちゃんと見ましたし、
休館日の夜に上演される千秋楽って!お化けが出そう。なんかすごいワクワクする試みで
素直に行ってみたかったです。

謎めいたカメレオン俳優と称される佐々木さんと、毎回毎回佐々木さんを別人と認識する私、
はたして、どっちが色変りしているのやら。
ま、めでたい千秋楽です、わろてんか。
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↑これはサイコーに笑えたわ

追伸:そういえば活字で見ただけなんですが、懐かしのカメレオン。あのメッセージは「ケツを拭いてくれ〜」のような気がしてます。
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