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闇でしか、聴こえない歌 [舞台]

それは、カチューシャの唄。

この唄を唄ってくれた並木のぼんは…ほんまにええお仲間。
松蔵を叱る寅弥は叱られてる松蔵よりも辛そうで、
「ごめんなさい」しか浮かばなかった。
白縫華魁への厚情といい、寅弥はほんま泣かせてくれた。
やっと飲み込めてきたよ。

朗読劇「天切り松闇がたり」堪能してまいりました。



本当は観られなかったはずの舞台でした。全方向にありがとうございます。

しかし…天切りとは…確かに職人芸やけども…なんかなんか…そこまで
手間暇掛けて犯罪?!ゆうか…もはや犯罪しかそこまでの手間暇を存分に注げる
場が、完璧主義に徹して良い舞台がなかったりするかもなという気までしてくる。
死体の外に密室を建てる密室殺人レベルの凝り性集団。
それでも、カッコよかった~。
天切り 栄治

このシャキーンと鳥のように立つ見立ての決まってたこと!

翔乃亮さんのおこんはお師匠さんに生き写しで、アフタートークで
明かされる前に頭に浮かんでました。

猿くん高校生か〜、光陰矢の如し…。
ちょっと前はスーパー歌舞伎で抱っこされてたよね?

穴井さんは私声優さんが参加されてるのかと思った。
けど、トークで田中泯さんが以前「自分の演技も踊りです」と
話されていたのを思い出して、あの間合いとか、踊りやわと膝を打った。
何よりダンサーは台本見ながら踊らへん(笑)

初中車さんもさすが芸達者で得した気分。半沢コンビを現代劇の
扮装で見る機会なんて初では?
中車さんが頭を下げる度に偶然付いた紙吹雪が、丁度河童の皿の位置なのが見えて
ニヤニヤしてしまった。

あのー実は私、ナウシカのモデルと言われている虫愛でる姫という物語は
"とりかえばや"で書かれたんちゃうかと思っています。
男も化粧してモテる努力を求められた平安時代ですから、
あの姫の実態は、カマキリ先生やったとしてもおかしくなくない?

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