ゼロの真実 第7話

富田大活躍！の7話。おいおい刑事はニコイチやでー。
屋敷さーん、どこ行ったはったんですかぁ？！

女を辿って判明した犯人と被害者の関係性と
松本真央の母親で繋がった関係者たち、か。
あの松本真央を泣かせるほどの真実って？
後1話で終わるなんて早過ぎるーすごいドキドキしてしまった。

少なくとも、小杉は死刑判決が下るほどの殺人を犯してない気がする。
本人の”ひとりでも”殺人を犯したら生きる資格はないという倫理観の元に
全部被っただけで。

幼い真央の入れられた籠に、エンディングで映るスノードームが添えられてましたね。
真央はクリスマス生まれなんかしら。
スノードームといえばキスマイ(笑)

それにしても…
「君、なんでそんなに強いの？なんでそんなにキッパリしてんの？なんでひとりでも怖くないの？
オレは普通なんだよ、強くもないし、熱くもないし、ひとりじゃ怖いし、でも、だからと言って
いいかげんでもない。それが普通なんだよ」
なーんて言う児玉にはぁ～？

いやいや…無断で勝手に職場放棄して帰宅したやん。
上司にではなく同僚に、しかも親しくもない同僚にメールで欠勤知らせてたんが…いいかげんでもない？
まー知らせただけマシかも知れんけど～ホンマに孤立すんのが怖かったらそんなん出来ひんやろと唖然。
今の普通って、誠実ではないのね。

「私は普通じゃないんでしょうか？」と問う松本に
「普通じゃないよ。上司が最低でも、冷たい遺体ばっか触ってても、君平気だろ？
オレは上司が嫌いだと吐きそうにもなるし、冷たい遺体ばっか触ってたら…それこそ…
あったかい女の肌とか恋しくなるなるんだよ…」
…親しくもない、しかも異性の同僚に言うことやないぞ児玉。
真央でなかったらキモーイ！言われてまうがな普通に～。

松本真央は普通にしてたら生き延びられない環境で育ったということなんやろうな。
だからこそ真実を辛抱強く(しつこく？)見抜く目が培われたんやろうし、
最低な上司に無理して合わせんと存分にやり切るから変なストレスたまらんのよ、きっと。
人は好きな事しかやりたがらへんもん。
プラス、
幸せの秘訣はやりたいことをするのではなく、
やらなければならないことを好きになることだ。
（byジェームス・マシュー・バリー）

松本真央は特殊な生い立ちを素直に受け容れることで上手いこと、
ここに辿り着いたんやなかろうか。
私には松本真央の方が児玉よりよっぽど”まとも”に見える。私も普通やないかしら？(笑)
最終回、目が離せません。
追記：「人を殺すに刃物はいらん。人は言葉で殺せるから気をつけなさい」幼い頃から一言多い私が言われ続けた言葉です。真央の母親は携帯で殺されたんではなかろうか。