年末青虎さんの「蚤取男」でゆく年を送り、これが私が求めているもの、と何処かの何かが緩むのを感じた。
円盤にするんだったと後悔するほど素晴らしかった「蚤取男」。
くる年を迎え、何の気なしに流してて引き込まれたのは、やっぱりお気に入りのこちら。さらに何かがほぐれた気がする。
熱すぎず冷た過ぎずに五感を撫でる感覚。
お正月のシーンもあったな。この先年末年始の映画はコレに決まり。
「死ぬなんて簡単に言っちゃダメだよ」というケンジが愛おしいばかり。だが、「死ぬのがいいわ」が流行っているこの世界。
ああいう独特の情念が爆発的にウケる時代が来てしまった。
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