SSブログ

桂春蝶独演会 [舞台]

昨晩は初めての天満天神繁昌亭で生落語。

劇場の来歴に「おちょやん」に思いを馳せ、涙なみだの「妻、小学生になる」が過ぎったりも。
春蝶さんの枕のせい、もある。
話さずには居られないのも判るんですけどね。私もそうだったし。
一番覚えてる子が、無理してでも語り部になるしかなかったりする時だ。

前座の桂健枝郎さんも良かったです。ありゃハイパー寿限無(笑)

春蝶さんてお声が池松壮亮でお姿がミュージカル界のプリンス育三郎風、「昭和元禄落語心中」の助六を見るようだった。

笑いあり涙あり、のええ時間を過ごせました。
映画では神木くんが愛息役でしたね、この噺。当時宇梶さんがすごく神木くんが芸能界に染まってしまう未来を心配してらした(笑)。
やっぱ春蝶さんのお母様の名言が抜群のインパクトですから!(笑)
生涯でたったの2回しかご覧にならなかったというお母様の息子の高座への感想が披露されまして。
渾身の「変○ーーーッ」!同感。

ご興味のある方はこのご時世、当日券も出てそうなのでどうぞ。
本日4/10(日)17:30開場、18:00開演です。

行ったら会場でなんと、同僚の元バーテンダーが隣の席で驚いた。

終演後に同僚のお母さんの再婚話を聞いた。そらー母さん繋がりにもなるわな(笑)
ちょっと心配になりそうな、なかなかのインパクトだった。
熟年離婚契約をしていた男性が契約満了で離婚して長年の友人だったお母様とこれから再婚…て落語みたいな実話。
でも、
「おふくろがすごくよく笑って(笑うようになって)て、ホント笑ってて、それがすごく良かったーって」
その言葉が昨晩の素晴らしく胃もたれしないデザート(シメ)。
家族は、それがすべてですとも。

追記:そういえば昔参加した独演会でばったり演者のお父様と出くわした事がある。バッチリ目が合ってしまい、慌てて会釈して立ち去った。
もう、七回忌なのだな。
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 0

コメントの受付は締め切りました