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島唄秘話

今朝のめざましで、BOOMのツアーファイナルの様子が放映されて、
島唄は実は沖縄戦鎮魂歌であると明かされたのを見て、驚いた。

えっ?誰も気付いてなかったん?嘘やろ。
いや、私は修学旅行でたまたま戦争ツアー体験さして貰ってたから特殊なんかな。
http://www.youtube.com/watch?v=DKB41krUnVU

私が沖縄にハマってた頃、民謡酒場で「好きな曲を歌って」と言われて、
島唄と答えたら、「それは沖縄の歌じゃないからしない」と返されて、
なんで?どうして?と哀し気持ちになったことがある。
あの頃の沖縄には「ないちゅーに何がわかる」という境界が、確かにあった。

ので、私には難易度の高い、間違いなく沖縄産のヒット曲のCDを買って来て、
徹底的に練習しまくった。
で、再び民謡酒場を訪れた時、その曲をリクエストした。
明らか全員の顔に「難しい曲を選んで…」という表情が浮かんだけど、
「これしか唄えへんのです」と答えた。

で、さあ、ここ難しいよ、音外すよ…という空気高まるサビのところで、
きちんと外さずに唄い切ってみせましたとも。この日のために、どんだけ練習したことか。
専属の歌い手さんがえーっ!と目を見開いて振り返らはったんで、成功を確信。お店が沸いた。
いや…単に外さんかっただけなんですけどね。
素人なりに、ないちゅーの本気を見せたかったの。
沖縄が好きって気持ちを認めて欲しかったから。

沖縄に認めてもらえなくて悩む宮沢さんに「魂までコピーしたら、それは偽物じゃなくなる」と
励ましたのは喜納昌吉さんやったという。
まさしく、私が選んだ曲は喜納昌吉さんの「花」でした。

今はどこでも「島唄」をやってくれる。それでこそ沖縄!
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