和のこころ？―隠し手裏剣

国産祭りとなった今年、おそらく、これが真打のご登場。



山梨の乙女山水晶。
世界最高峰と賞されただけあって、素晴らしいきめの細かさ、ツヤ、テリ
申し分なしです。

てか、綺麗過ぎて、今まで「高品質！」と思ってた外国産クリスタルが
ザラザラのスカスカに見えてしまって困ります。
国産の水晶も翡翠も外国産より結晶が細かくて硬いらしいので、
それゆえの透明度の高さなのかも知れません。
今は採算が取れずに採掘禁止だなんて、実に残念。

それでも熱心な採掘家の方々は道路工事の現場に足を運んだりして、
偶然掘り出された品をゲットされたりしてるので、
原石ならまだ、ミネラルショーなどで入手可能。
しかし…商業的にカットされた品は博物館などでしかお目に掛かれません。
終戦直後に閉山されて、業者さんも輸入の石に乗り換えちゃいましたしね。
もはや研磨技術の高い職人さん方は、ほとんどご存命ではないそうです…

おしゃれどころじゃない時代が、あったんですものね。

こちらは空襲をくぐり抜けて、戦後輸出用に研磨された品。
しかも、、、、



実に特殊なカットが施されている…あっ



しゅ、手裏剣っっ？！

同時期の品で、ツイストカットに掘り込まれた五重塔、なんてデザインもあったので、
忍者を意識したジャパネスク・デザインカットなのかも？

あ～こういうの好き～

真面目に、家宝にします。

はなつんデー

先日久方ぶりに「はなつん」開催されました。
しかも、子連れで頭数が異例の6人！
本当に子供って、パワフル(笑)
「普段よりずっとずーっとおりこうさんで大人しい」かったらしく、
本当にどの子もいじらしいくらい良い子にしていましたが、
ああいう素直さとは全く関わりのない暮らし振りですので、
心のやらかい場所をダイレクトに刺激されてしまいましたわ。
色んな意味でね。

やっぱり、かあちゃんは体力勝負だ。
やらかいだけでは務まらない。

「どうしてピアスを開けているの？」と聞かれて、
「今はふさがっちゃったけど、かあちゃんも昔は開けてたんだよ」と教えたら、
「昔はとうちゃんや私がいなかったから、寂しくてピアスしてたのかな」
やって！！！
ふ…深い(笑)子供の発想って面白すぎ。
少なくとも、この子のかあちゃんは、家事や育児にピアスやアクセサリーは
不要だったからこそ興味も薄れてしなくなったし、外れてはいない。

自分はどうなのかな？って思ってしまったよ(笑)
ピアスはしなくなるだろうな～少なくとも、外出時以外はしなくなってるし、今も。
やはりピアスは、人に見せるためのものだよな。

けど、指輪ははっきり言って「自分が見るためのもの！」
細工の美しいもの、質の良い石こそ指輪で楽しむべきというのが、私の持論。
石のためにはペンダントや指輪より、ピアスのほうが水や汗から遠く、
汚したり傷めたりする危険度が低いんだけどね。

そして解散後、ふらっと立ち寄ったアジアンショップで、
またもこんなものを買ってるし(苦)



だって、持ってた国産勾玉さんとすごく色目がマッチした出物でさ～
鉱物的には白以外の翡翠は翡翠として認められていないので、
大半が白翠で、少し緑が入ったもの、が理想でした。



しかもこのお店、恐ろしく品揃えが広く、明らかに仕入れ値に均一の利益しか乗っけてなく、
むしろ価格破壊を楽しんでいるフシさえあるので、度々利用させて頂いてます。
大粒のシナバーのペンダントなんてレア物もこちらでゲット！
むしろ「なんでこんな品を扱っているのか？しかもなぜこんなに品質が良いのか？？？」
まさしくアジアの神秘です(汗)

これ、翡翠専門店ではこんな値で出てる品なんですけど～…
http://item.rakuten.co.jp/mjade/rp-1/#10006024

素人目には同等の品が、無染色の人気のなさげな色目のアウトレットの山の中に、
ひっそり紛れて、ウン百円で売られていましたのよ(汗)
よって、この子も恐らく無染色と思われます。翠の入り方がイマイチ惜しいし、
磨きも甘いので、上質からハネられたんだろうと推察。
よしんば染色モノであったとて、このお値段で文句を言う筋はないっす。
この値段じゃ染色モノだって買えないもん(苦)

「ミネラルだけに、水もんなんやろなぁ～」との友のお言葉に座布団一枚っ！

石の神様

またまた行って参りました、ミネラルショー。

今回のターゲットは「国産もの」。
普通のお店に置いてるのはブラジルやらインドやら中国やらなんですもん。
日本ではもう採掘されていないので、いったいいくらくらいするもんなの…？
とビビっていましたが、なんのなんの。
大物狙いでなければ、数百円で入手できる可憐さでした♪



ちっちゃくても、日本水晶は海外のものより固いというだけあって、
採掘時にやむ負えずついた傷以外の当り傷やスレ傷もなく、
素晴らしい透明度と、結晶の細かさが、素人目にも解かります。
淡くて甘いスモーキークォーツの色味にうっとり。
素敵。

しかし、さすがにこいつの国産は、、、、、、、、無理！



今回の「国産限定」の掟を破らせる透明感に抗えませんでした～
お値段もホント良心的だったし。



この透明感は何事なんでしょうね？
スギライトとしては濃厚でマットな紫やブルーが高値で取引されていますが、
この繊細さにはやられました。

再会した鉱物採掘家の方に身に着けていた石を誉めて頂き、

「石の神様に愛されているなあ」

と言われましたが、元気でどのような状況でも望みのものを手に出来る幸せは、
石の神様のお恵みかもしれません。

そのことを仲良しのショップさんにウキウキと伝えたら、
「石の神様に愛されるって、自然や地球そのものに愛されてるって事ですよ！しびれる～♪」
ですと。

石好きさんたちは、本当にロマンチストです♪

どこかで

見知らぬ外国の誰かが、こんなものをコツコツと作ってるって、すごい。

これがなんと315円。（今はシルバー高騰で600円以上する。それでも安いよね）
日本人が作った品だったら、もっと雑な造りでも10倍は請求されます。

良い仕事をすることと儲けって、正比例とは限らないんよなあ…

せつないわあ

せめて、せいいっぱい感謝して大事にします。

魅惑

『入梅したもよう』なんてずいぶん気弱な宣言やなぁとは思っていたが、
大幅に予報を外れた陽射しの強さに、大慌てで掃除洗濯布団干しでした。
なるほど、『もよう』を付けたくなるはず。梅雨はいずこに？
ん～でも布団はあんまし軽くなった気がしないので、湿気は多いか。

東向きの室内とベランダに降り注ぐ強烈な紫外線の最中、洗濯機を回しながら、
そういやあ『石を見る（鑑定する）なら晴天の午前』って言葉を思い出し、
取り出してみました。

透明度の高さとアーティスティックな装飾に惹かれて入手したローズクォーツのペンダント。
本当に午前の光の下で見ると、素晴らしい。

そして、ふとしたことで見つけた、アステリズム♪

光を透かすと見られるダイアステリズムは多く見かけますが、
照射面に現れるアステリズムはルビーやサファイヤ以外では私、初めてです。
そんな品がスター・ローズクォーツと気付かれることなくウチに来ました。
お日様の下では、こんなにくっきり出てるのにね。
インドやバリなど、アジアで作られた品にはこういうことが多いそうです。
（これはインド製。バチカンのざっぱなデカさにインドらしさが出まくり）
す…すごいぞインド！神秘の国！！って思うけど、ま、興味がないとそんなんどうでもええわな～
興味があっても「この仕入れ値で、それはない」と日本のお店の人も調べなかったわけで。

これがあるから、アジアンジュエリーはやめられないんです～(笑)
近代化の過渡期にあるインド、ジュエリーも今が一番の買い時に違いない
と、にらんでます。
装飾技術も品質もかなり洗練されて上がって来たにも関わらず、いまだ価格高騰前夜。
高嶺の花と化す夜明けは近いと思われます。

やっぱり

以前アップした品ですが、普通の水晶より何倍も時間をかけて複雑に結晶したエレスチャル、

持ち歩きたいほど好きです。

でもさすがにそれはな～と思っていたら、
先日のミネラルショーでペンダントトップが！
固まりました。
このお店ではどうして人気は有るけどありふれてるムーンストーンより
エレスチャルが不遜なほど安いのか？
知名度優先ということ？謎です。
いや、すっごく嬉しいんですけど
これもミネラルショーの醍醐味でしょうか。


紫色の炎がゆらめくよう。

炎の正体はねじれながらいくつか並んだファントムです。
エレスチャルでなくとも（エレスチャルという知識がなくとも）十分美しい景色ではないですか？
涼しい顔して、こっそりゲーサイト等を含んだ豊かさが素敵です。

懸賞日記めいてきました

ただし石限定ですが。
レインボーカルシリカという石だそうです。
今年流行のボヘミアンぽい色合いですね。
ムンクやゴッホのこってりした原色を彷彿とさせる石です。
自分で買っても失敗することの多々ある幅広リングなんですが、
怖いほどのジャストフィットサイズだったことに驚き。
あ、もしかして、だから私に？？？(笑)

認定証

合格通知が届きました♪
先日のミネラルショー参加のメインイベントはこれ。
鉱物鑑定士試験の受験(笑)
素人は９・８級からしか受験できません。

宅建とか弁護士とか世の中には”使える”資格がごまんと有りますが、
これはもう「私は石が好きなんですー！」と世間にさらす為ダケのもの(笑)
あー鉱物採掘会やらにちょっとお安く参加出来るメリットはあるかな？
↑嬉しくない人には全然嬉しくない(笑)
いやもー自分がこんな資格を取ろうとしているという馬鹿馬鹿しさだけで、
テンションたっか高になっちゃって、楽しかったです。

楽しみを増やすことには貪欲、で上等ですのよ。

何度目？

また、御贔屓のショップからプレゼントを貰いました。

オパールとアゲートのペンダントです。いい色出てます。

おや？こないだのショーで貰った原石もオパールやったな。
オパールって…転職にいい石らしいんですけど(爆)…なぜ？(笑)

ショーで再会したマダムが「気に入った石の前で『欲しいな～…でも買えないな～』
と情熱を持ってうろうろしてたら、くれちゃったりするのよ。こういうとこでは」って言ってたけど、
それに匹敵するほど某ショップから色々貰っている。
天然石にこだわった商いをする方々は、自分が手に入れたときの喜びを、
人にも是非味わって欲しいという気持ちが強いのかも知れんね。

撮り直し

やっぱりお日様は偉大です。

あ～…昨日の人ごみで石だけでなく、風邪ももらったらしい。
くしゃみ･鼻水･鼻づまり＋寒気と頭痛もセットのフルパックなんてやめて(苦)。