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年降るごとに

クリスマス感がなくなって、冬至のゆず湯のが楽しみに。
なんで、冬至のゆず湯ってあんなに温まるんやろ。
温泉の素の方が良さげな成分いっぱい入ってるのにな。
あの香りを楽しむために鼻呼吸を普段より深~くするからか、
全身真っ赤になる。

そういえば、今日はターキーを食べる日。食べたことないけど、
ふとビビットで放送された「ゲゲゲの先生へ」のリハーサルで
魂のてんぷらの代用ターキーを思い出した。

あらためて食事は料理人の魂をいただく行為やったなーと観劇した日に思い返したのだけど、10代の頃に再会したそのお料理を私は「望郷」そのものと思ってた。
それが分かり易く一番強い味だったし、料理人にそれを作らせたのもその想いが一番強かったと推察するけど、今はそれだけではなかったなと実感している。

私は幼い頃琉球料理を定期的にいただいていたのだけれど、
実は料理人と私は一切面識がなく、それこそコンビニ弁当やスーパーのお惣菜と同じくらい作り手のことを知らなかった。
にもかかわらず沖縄を訪れた時「いちゃばりちょーでー」とかの独特の感覚が当たり前のようにすっと入って来たことを思うと、ありゃ”魂のてんぷら”やったんやなぁと。
知らん間にそのお料理をいただくことで、ウチナースピリッツを受け入れる体質に遺伝子組み換えされてたんやろな。

料理はもっとも古くから連綿と受け継がれてきた由緒正しき食文化という呪術ですから、そういうことも起こるのでしょうともさ。

などと、1月前の舞台を振り返ってみる年の暮れ。
ああもっと、コケカ様のことも書きたいな。
直前まで普通の中年女性を演じてはった池谷のぶえさんのコケカ様は、
まるで、お人形を取り上げられた少女のようで胸を締め付けられました。
なんとなく私が感じている舞台にいらっさる神様に近い存在よね。
そのエネルギーが偏って現れてしまうと、本当にタンポポが密林化するくらい朝飯前(笑)

やから、怒らしたらアカンねんてば。

追記:つい最近ようやく気付いたが、呪術が発動出来たのは、料理のチカラだけちゃうかった。
私の育った環境は特殊な場所だった。
地区全体が血縁関係で構築されていたのだ。周り全部が同じ苗字の兄妹従兄弟関係。
生まれつき「いちゃばりちよーでー」な土地で育ったのやった。
そこで産まれた子供は余所者の血筋であっても、理屈抜きで兄妹従兄弟と誤認されてしまうのだ…!
土地神マジック。
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コメント 4

yam

輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
by yam (2019-01-01 12:14) 

kiyokiyo

カリコさん
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします!^^
by kiyokiyo (2019-01-03 15:30) 

カリコ

Yamさん

あけましておめでとうございます。
古式ゆかしい寝正月を堪能している間に早3日。
本年もよろしゅうお願い申し上げます。
by カリコ (2019-01-03 20:12) 

カリコ

kiyokiyoさん

あけましておめでとうございます。
早々のご挨拶誠にありがとうございます。
今年も楽しく拝読させていただきますね♪
by カリコ (2019-01-03 20:14) 

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