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There's No Me Without … [映画]

鬼は外鬼は外鬼は外ー!

あ、やっとやっと観に行きましたよ「破門」。

あべのハルカス以外はほんま観光地でない普通の大阪がパンパンに詰め込まれた作品でした。
贅沢言わしてもろたら、小清水ん家に行く途中の住宅街の隙間から太陽の塔が…ゆうレア・ショットとか
欲しかったですけどね(←ロケハン大変や!けど枚方からでも建築物の隙間から見えるんですよ、
太陽の塔って。マサイ族並の視力を有した友人一家が発見したんですけど。)

信頼し合ってないバディでも会話が面白くなってしまうのは関西弁のチカラやなー。
次々目論見がひっくり返されて事態が悪くなってもハッタリかまして、信頼してない相手と全力で
走るしかないって、めっちゃ怖い状況やのに。
これって関西弁とゆうオブラート?に包まれてるから笑えてまうんやろか?

考える暇を与えず次々襲うトラブルの中で、動きを止めて二宮が”考える”シーンが
ほんまに良かったです。横山くんはその後のセリフを推してますけど、二宮が考えて、
迷いの果てに決断するあの瞬間が一番かっこよかった。この映画の見所はここ!です。

で、その決断を大いに助けたんは、WESTの濱田くん演じる木下でしたよねー。
いやーもーあの佇まいは雄弁やった。
木下、ジャニーズらしからぬ高校球児のような男臭いルックスと口数少なく行動で語るキャラクターとの
相性がばっちしで、めっちゃかっこよかってん!桑原と二宮は信用出来ひんけど、木下は信用出来る。
続編は木下主役でお願いします!ってくらいに目で追ってしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=Hr2sb-MgedE

ほんっま、大事なシーンで流れたこの曲は桑原の気持ちそのものでしたけど、
横山くん、なんで番宣で名前強調してんにゃろ?と思ってたら、
There's No Me Without 裕(you)か!
裕がすべて

嫁さんの喜ぶ顔見たさで歌い込んだんかと思いきや!
そらージャニーズ映画やもん~横山くんなしではありえへん作品です。
(ハッ、そういえば岡田くんのもジャニーズ映画や!うわ、何十年ぶりに劇場で見たんや私)

それと、私が観た日は長い沈黙が続くシーンでの、沈黙の深さが実に味わい深かったです。
見ず知らずの鑑賞者が息を詰めて見守る集中の静けさに、
劇場側の心遣いで空調止められた静けさも加わって、すごい濃密な沈黙が。
愛される作品って、こういうことが起きるんですねえ。

フライングですが、お誕生日おめでとうございます。
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