12年に一度の申祭り―男たちの棲家―その2 [舞台]
最初、場内に流れる名台詞の数々は過去の名作の録音を抜粋して流されているのかと思った。
威厳あふるる女優さんの声とかは特に。
でも、終演後パンフレットを見ておもだか屋の女形さんがお勤めになったのだと知った。
本当に、歴史ある八千代座の舞台はその声が沁み込んで居そう。
けど、その声が聞こえるのは、役者(としての素養を持った者)だと幽霊たちは言った。
「男たちの棲家」の続き、参ります。
つまり、男たちの姿が見えて聞こえるお前は役者だろう?と。
そこで初めて若い男の素性が明かされる。
元は役者志望であったと。けど夢破れて今はフリーターの掃除夫。
そこへ若い男の生体反応を感知したセキュリティーが楽屋内に確認の連絡を入れる。
すぐに向かいます、今そこに居るのはあなただけですか?
いや違います、ここには…ここにいる生きた人間は若い男だけで他は幽霊。
ロックが解除され、救助の手が届く直前に幽霊たちがささやく。
本当にお前が行きたいのはそちらの扉ではなく、舞台への扉じゃないのか?
若い男は吸い寄せられるように舞台側の扉を開けて、スポットライトに包まれた。
ずらっと並んだライトが扉の向こうに見えたとき「すごい!」と思ってしまった。
劇場なんやから、あって当たり前!なのに。
さて、劇中で幽霊たちは舞台側はまぶしすぎて行けないと引き返しては楽屋に留まっていた。
けど一度舞台側のドアにトライした若い男は暗くて変な声が聞こえたと、全く違うことを言っていた。
つまり、死者にとって舞台はまばゆく明るいばかりだけれど、
生身の役者にとっての舞台とは暗がりで客席をさ迷う様な事なのかも知れない。
あるいは、死者にとって舞台に立つということは明るい光に包まれて生まれ直すことで、
だからこそ未知の光に脅えて踏み出せず、楽しい楽屋に留まってしまうのか?
それなら、生者のそれもまた、暗闇を通り抜けて生まれ直すことであって欲しい。
幽霊にたぶらかされて暗闇地獄に引きずり込まれる、なんてオチではありませんように!
ちょっとそこが疑わしくて怖かったのよねー、そっち行ったら男が消えてしまうんちゃうん?て
切迫感があった。
いずれにしても”芸の道は命懸け”なヤクザ家業ということなんでしょうか。
そこで終わりかと思いきや、おもだか屋の方が場を繋いで抽選会とアフタートークショー!
いや~商品が豪華で、演者の皆様方ご出演のソルマックとかクレベリンとかオールフリーとか
の中でスゴかったのは西川提供ローズテクニーでした。
電位・電熱組み合わせ家庭用医療機器?!冬には電気敷布団になる21世紀のエレキテル!
そこに至るまでにもクッションやら枕やら、敷き布団やらが登場し、その都度元亀ちゃんが
西川の回しもんか!てくらいに詳しく説明してくれはって頼もしかったです
(旅公演のお供に愛用してはるそうです。納得。)
アフタートークでしっかり佐々木酒造のお酒も回しもん並に宣伝してくれはって、頼もしい~
3年連続金賞受賞アピール、自分では出来へんもんな。
出演中のドラマで「犯人誰なんか教えて?」としらこく隆太に聞いて黙らせるとこはいつも通り。
言えるか!と突っ込まずに微笑みを絶やさない隆太はホンマ頼りがいあった。
そして、最後の最後でお疲れのところを押して熊本へ即届けられる募金活動では
握手をしていただいたその手に、(小額やけど)安心して託せると感じました。
歴代2位の大きな手でびっくりした。
ちなみに1位はおすもうさん。(野球グローブみたいな分厚さに「これに張り手されたら死ぬ」と思た。)
手ぶらで駆けつけたのに蔵友さんからお土産をこんなにも頂いてしまい恐縮。
改めて元亀ちゃんがあの時九州にいらしたこと思い出しました。
元気でお会いできて本当に嬉しかったです。
どちらにお住まいかすら知らず、劇場で顔を合わせるだけの儚い間柄ゆえに、電源確保とか
ご連絡を差し上げたら迷惑な事態やったらどないしょう?とか
無駄に気を揉んでた自分が恥ずかしいばかりですが、
逆に儚いからこそ、元気でお会い出来るありがたみを強く感じたのでした。
本当ならお土産を頂くことなどありえない、知り合うはずのない方々とのご縁を、
頼りがいのあるお兄様方に繋いでいただいてます。
申の起こした奇跡。
追記:しかしほんっまに仲好しですよねー。ずっと書きそびれてましたが、
サワコの朝でお召しになってたカーデといい。
この手の主は…12年ファミリー・ヒストリーご出演時の映像
http://47moji-to-1.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_ace/47moji-to-1/E38193E381AEE696B9EFBC81(E7AC91).jpg
※元アパレルは意外と服に捨て目が利きます。借りたん?貸したん?それとも、おそろ?
威厳あふるる女優さんの声とかは特に。
でも、終演後パンフレットを見ておもだか屋の女形さんがお勤めになったのだと知った。
本当に、歴史ある八千代座の舞台はその声が沁み込んで居そう。
けど、その声が聞こえるのは、役者(としての素養を持った者)だと幽霊たちは言った。
「男たちの棲家」の続き、参ります。
つまり、男たちの姿が見えて聞こえるお前は役者だろう?と。
そこで初めて若い男の素性が明かされる。
元は役者志望であったと。けど夢破れて今はフリーターの掃除夫。
そこへ若い男の生体反応を感知したセキュリティーが楽屋内に確認の連絡を入れる。
すぐに向かいます、今そこに居るのはあなただけですか?
いや違います、ここには…ここにいる生きた人間は若い男だけで他は幽霊。
ロックが解除され、救助の手が届く直前に幽霊たちがささやく。
本当にお前が行きたいのはそちらの扉ではなく、舞台への扉じゃないのか?
若い男は吸い寄せられるように舞台側の扉を開けて、スポットライトに包まれた。
ずらっと並んだライトが扉の向こうに見えたとき「すごい!」と思ってしまった。
劇場なんやから、あって当たり前!なのに。
さて、劇中で幽霊たちは舞台側はまぶしすぎて行けないと引き返しては楽屋に留まっていた。
けど一度舞台側のドアにトライした若い男は暗くて変な声が聞こえたと、全く違うことを言っていた。
つまり、死者にとって舞台はまばゆく明るいばかりだけれど、
生身の役者にとっての舞台とは暗がりで客席をさ迷う様な事なのかも知れない。
あるいは、死者にとって舞台に立つということは明るい光に包まれて生まれ直すことで、
だからこそ未知の光に脅えて踏み出せず、楽しい楽屋に留まってしまうのか?
それなら、生者のそれもまた、暗闇を通り抜けて生まれ直すことであって欲しい。
幽霊にたぶらかされて暗闇地獄に引きずり込まれる、なんてオチではありませんように!
ちょっとそこが疑わしくて怖かったのよねー、そっち行ったら男が消えてしまうんちゃうん?て
切迫感があった。
いずれにしても”芸の道は命懸け”なヤクザ家業ということなんでしょうか。
そこで終わりかと思いきや、おもだか屋の方が場を繋いで抽選会とアフタートークショー!
いや~商品が豪華で、演者の皆様方ご出演のソルマックとかクレベリンとかオールフリーとか
の中でスゴかったのは西川提供ローズテクニーでした。
電位・電熱組み合わせ家庭用医療機器?!冬には電気敷布団になる21世紀のエレキテル!
そこに至るまでにもクッションやら枕やら、敷き布団やらが登場し、その都度元亀ちゃんが
西川の回しもんか!てくらいに詳しく説明してくれはって頼もしかったです
(旅公演のお供に愛用してはるそうです。納得。)
アフタートークでしっかり佐々木酒造のお酒も回しもん並に宣伝してくれはって、頼もしい~
3年連続金賞受賞アピール、自分では出来へんもんな。
出演中のドラマで「犯人誰なんか教えて?」としらこく隆太に聞いて黙らせるとこはいつも通り。
言えるか!と突っ込まずに微笑みを絶やさない隆太はホンマ頼りがいあった。
そして、最後の最後でお疲れのところを押して熊本へ即届けられる募金活動では
握手をしていただいたその手に、(小額やけど)安心して託せると感じました。
歴代2位の大きな手でびっくりした。
ちなみに1位はおすもうさん。(野球グローブみたいな分厚さに「これに張り手されたら死ぬ」と思た。)
手ぶらで駆けつけたのに蔵友さんからお土産をこんなにも頂いてしまい恐縮。
改めて元亀ちゃんがあの時九州にいらしたこと思い出しました。
元気でお会いできて本当に嬉しかったです。
どちらにお住まいかすら知らず、劇場で顔を合わせるだけの儚い間柄ゆえに、電源確保とか
ご連絡を差し上げたら迷惑な事態やったらどないしょう?とか
無駄に気を揉んでた自分が恥ずかしいばかりですが、
逆に儚いからこそ、元気でお会い出来るありがたみを強く感じたのでした。
本当ならお土産を頂くことなどありえない、知り合うはずのない方々とのご縁を、
頼りがいのあるお兄様方に繋いでいただいてます。
申の起こした奇跡。
追記:しかしほんっまに仲好しですよねー。ずっと書きそびれてましたが、
サワコの朝でお召しになってたカーデといい。
この手の主は…12年ファミリー・ヒストリーご出演時の映像
http://47moji-to-1.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_ace/47moji-to-1/E38193E381AEE696B9EFBC81(E7AC91).jpg
※元アパレルは意外と服に捨て目が利きます。借りたん?貸したん?それとも、おそろ?
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