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十六夜

名月は昨晩やったけど、今夜の月はやけにデカいと思ったら、スーパームーン。
欠けてるとは思えんきれいさ。
暑くも寒くもない、ええ季節やなあ。

テレビから思いがけずマクベスのセリフが流れてきた(笑)ので、
とりとめがないので書いてなかった原作のマクベスのあれこれを。


シェイクスピア全集 (3) マクベス (ちくま文庫)


訳者松岡女史のあとがきにもある、あちこちで見かける「一卵性夫婦」という
表現がやけに引っかかっていたのだけれど、ドラマで「ツインソウル」
という言葉を知って、やっと腑に落ちたです。

そうかーうーん、そうゆうことか~…[ふらふら]

色々な翻訳者さんがシェイクスピアのテキストに忠実に狂王としてのマクベスを
日本語に起こしていらっしゃる訳ですが、どうやら歴史家さんによると
マクベスは名君やった模様。

動く森 スコットランド『マクベス』紀行
P71参照
名君で夫婦仲もよく、運命の赤い糸で結ばれたツインソウルと結婚なんて幸せになるべき好人物やん?
…スポンサーのジェイムズ一世のさしがね?
これってもしかして、翻訳者さんとか一部の人々の中で語り継がれてきた、
暗黙の了解なんやろうか。

それでもシェイクスピアはやっぱり、史実に近いところを書き起こしたのかも知れない。

名君として正しく生き、非の打ち所のない好人物が暴君の汚名を着せられて
討たれたのなら、その不条理に狂ったとしても不思議はないわ。
そうであってくれないと困る人が多かったゆうだけで。
そらー呪いが生じるはずやんなー。
もしかして、ツインソウルは結ばれると不幸になる説もこっから始まったんちゃう?
そうであってくれないと困る人が多かったとゆうだけ。

…なるほど、忠臣蔵の裏焼き。
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