ワルプルギスの夜、の前に

http://majo-himitsu.com/top.html
行ってまいりました。

久しぶりの海～大阪文化館に映ってます。直接撮ると逆行で黄色い。
今頃知ったけど、昨日スペシャルサポーターの鏡リュウジさんがいらしてたんですね。
さすが、護符とか仕掛けが乙女心というか魔女心をくすぐりまくりの凝り様です
鏡リュウジ監修Lenormand cardはのキングでした。

昨日はすごい人出やったんやろなぁ～今日は待たされることもなく、
ゆったりじっくり楽しめました。困ったのはドイツからレンタルしてる展示品の
保護のために、４F展示場の室温がドイツ気温にキープされてたことくらい。
夏日の薄着で行ったんで芯から冷えました。防寒対策必須です！

マクベスのプロモーションVTRが流れてたり、
あちこちで兄さんの声しまくりで、イヤホンガイドを聞き落とすことしきり。
立ち止まって聞き直してたら、係員のお姉さんに「どうかされましたか？」
えっ、心配になるような表情してたんか？私？

スモーキークォーツの食器でアイスを頂きたかったです。
（この時はまだ見終わったらミルキーソフトクリーム食べようとか思ってた。
　終了後は体が冷え切ってて、外に出たらまた海風が寒くてアイス欲消失）
ああいうプラシーボな紙の護符、日本にもあるー子供の頃飲んでみたよ（笑）
追記：活版技術の普及というメディア革命が魔女狩りという弱い者イジメを
引き起こしたというのが、現代のメディア革命でも起きてるよな～と感じました。
しかも、正味誠実で魅力的な人物も妬まれて狩られたんちゃうんコレ！な情けなさを
きちんと明らかにして保存し、貸し出しているゲルマン魂に尊敬です。

こないだの「世にも奇妙な物語」で吾郎ちゃんと手塚さんが演じてた話の
原作者石川雅之さんは関西人やったんですね。
「報われなくてもすべきことをするぜオレ！」って粋な作品でしたねー。

イヤホンガイドでは鏡リュウジからの魔法の呪文がプレゼントされます。
けど、兄さんの〆の言葉も実に魔女的で気が利いててウケました。
確かに魔女の言葉やわ、それ～

魔女街道のとある町に私大昔に行ったことがありまして、そこで木彫りのクリッペを買いました。
http://www.austria-winter.jp/cn4/krippe.html
あまりに見事で仏教徒やけど欲しくなったの。

でもバカ高いのよ。
現地の人も結婚を機に、1年にひとつずつ買い足して、
長い年月かけて群像をコンプリートするという。
結局1つだけ買いました。それも小さくて彫りの粗いニスすら塗ってない白木のヤツ。
１点だけでも物語性が高く、誰が見ても情景の成立する最強キャラを。

最初は埃で黒ずんできたり、やっぱしもっといいのを買うべきやった？と
切なく思ってたのですが、時は流れて...

なんか黒ずみやら手垢やらの生活が染み込みまくった果てに、
ええ味出てません？この天使。
ごきげんよう　さようなら