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After SMAP

27時間テレビのメドレー聴いてて泣けてしまったわ。
いやーええもん観してもろた。ありがとうありがとう。

やっぱスゴイなスマップ。
スマップ以前は、どんなに才能があっても、
ある年齢が来るとアイドルっつー第一線を退かなアカンかった。
そんな”つまらない常識”を今でも潰し続けてくれてるね。
それって、めちゃくちゃ恐くて大変な偉業や。

私の20代はまさしく世間の適齢期に退かなアカン時代真っ只中で、
それでもツレのNO.1ホストが「25歳になる前にホスト辞める」と聞かされた時は、
勘助の足洗わせに行ってたにも関わらず、なんで辞めなアカンの?と腑に落ちんかった。

Tくんそんなにその仕事を愛してて、大事にしてて、誰よりも才能あるのに。
その日が近付くほどに、なんでそこまで?と思う程お見事な仕事振りでした。
Tくんが足を洗ってから数年後、彼が20代最後の年に一度だけ皆で再会しましたが、
姿かたちはそんなに変わってなかったのに、まるで別人やった。
魂が、老人のように打ちひしがれて、自信喪失してしまってた。
婚約者と結ばれて父となり、幸せに暮らしているものとばかり思ってたのに。

Tくんはホスト時代を振り返って、搾り出すように、
「オレはもう…あんなすごい事ニ度と出来ない。お前らはオレの黄金時代を見たんや」
と超じじ臭いことを言って顔を覆った。

すごかったよ、信じられへんくらいすごかったとも!けど、その当本人が…
まだ20代のくせに何言うとんねや!と静かな怒りと哀しみを覚えた。
それが期間限定だからこそ、誰もそこまでせんやろ?な事が出来たのかも
知れんけど、それが出来たすごい人である事実には、変わりないのに。

が、その後、愛息からの「おやすみなさい」電話を受けた時に、
穏やかな口調にも関わらず、ホスト時代の表情とスピリットが蘇ってホッとした。
守るべき者がこの人にとって最高のお客様でありモチベーションの源で、
今もちゃんと居てるんやん。舞台が華やかなミナミではなくなったせいで、
本人はピンときてないみたいやったけど、ま、勘が鈍ってもしゃーないか…
ほんまに仕事を愛してたからこそ、引き離された痛みが激し過ぎたのだ。

きっとスマップのおかげで今は、ホストの定年も塗り変わってるんちゃうかな。
偉業です。
どんなに心が重くて縛られて笑えそうになくても、会いたくて、
会えばその一時だけでも荷物の存在を忘れてしまえる特別な存在。
彼らが観客に「ありがとう」という言葉を口にする度思った。
我々観客も彼らにとって”善き存在”で在れますように、と。
知念くんはAS(アフター・スマップ)生まれで幸せよ!必殺良かった♪
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