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悟りの味 [市川猿之助]

A-スタジオの緑子さん、すぇくすぃ~[揺れるハート]

昨日はやっと信長のシェフスタート。
信長と顕如のフードバトル(量でなく質を競う方ね)は楽しー。
「ビターブラッド」や「相棒」のミッチーはいつも通りのミッチーやったけど、
信長ミッチーは声まで変えてて素敵[黒ハート]

大昔から寺院には珍しい漢方がどこよりも早く入ったのよねー。
正倉院宝物殿とかのリストに並んでる。
だから時代劇の御匙(将軍または大名の侍医)は僧形やったんかと、いまさら思う。

私が口にして衝撃を受けたのは「あまちゃ」。
http://home.r08.itscom.net/123/yakuso/ama.htm
「甘いん?どんな味?どんな風に?」としつこく質問してたら、
「飲んでみ」と一度だけ下さった。←根負け…?[たらーっ(汗)]

麦茶みたいな色で、口に含んでも全然甘くなかった。無味無臭。
なんやこれ???顔をしかめたら「飲み込んでみ」と。
飲み下した直後、追い駆けるように甘味が口に広がって、
「あまーい!え、なんで?」
思ってた味と違う、美味しくない!と口に含んだだけで吐き出したら訪れない甘味が
本当に不思議で、まさしく空即是色の『甘さを悟る』体験でした。
↑10にも満たない内に悟りの味を知ったガキんちょ(笑)おこがましい(笑)
けど愛や幸せが後からついてくるとかいう仕組みは、こんな味わいなんかもなあ。
それは想像を越えた、とても不思議で素敵な体験なのではなかろうか。

1ケタの時の味覚ゆえに強烈な甘味と感じ取れたのか、その後
年齢を重ねてから茶寮などで口にする機会があっても、その時ほど
甘いと感じられたことがない。
そして当時その感覚を確認したくて、おかわりを所望したら、
「これは強い漢方やから、飲み過ぎたらアカンのや」と諭されました。

うむむ…ほんまはこれ、秘密にしとかなアカン話やったかも…。
思えばそれは特別な日にお釈迦様のためだけに用意された、
とびきり極上の甘茶やった。人に振舞われることのない。
その味を知ってると言う事は供える前…お釈迦様より先に手を付けたゆうこっちゃ[あせあせ(飛び散る汗)]
いやいや、あれはお手伝いのご褒美やった、はず。

その特別の日は”花まつり”。お釈迦様の誕生日。
中学に上がるまで毎年欠かさず、祭の朝、花御堂に飾る蓮華を大量に摘んで上がるのは
私の勤めやった。その間なんでか私の他に勤めに上がる子はひとりも居なくて、
なんで毎年私だけ?と不思議やったけど、そのご利益で悪運が強…いんや、
御仏のご加護[ぴかぴか(新しい)]が強うなっても不思議はなかろうて。

それにしても、「ゼロの真実」のCMの兄さんのベッタベタのヤカラな関西弁は
ネイティブのはずの私ですら、なんてゆうてんのか聞き取れへんってどやねん。
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おーちゃん

私も確か一回だけ甘茶飲んだことあるん思い出したわ!

なんていうーか、独特の味やった気がする。

私は、躊躇する間もなく飲み込んだから妙~な甘さが
一気にお口の中に広がって、「お茶やのに甘いってなんやこれー!」
って、軽く脳内パニックに・・・(笑)

それを飲んだんいつの頃か、忘れてしまったけど、
これまた『中途半端な味』に出会った瞬間で。。。

それ以降、クチにすることないわぁ~!(笑)

だけど、飲み込まないと辿り着けないという味は、
物事を受け入れないと見えてこないものがある、
という真理に等しいな?

毎年のお勤め、えらかったなあ?(涙)^^;
悪運、強いんおおいにけっこうよ?


by おーちゃん (2014-07-23 17:55) 

カリコ

せやった、白黒はっきりせえへん味が嫌いやったな!(笑)
曖昧なんは落ち着かへんもんなあ。

確かに普通のお店とかで飲めるんは、中途半端な甘味やった気ぃするから、
私が飲んだんは相当濃かったんちゃうかな?
色も濃かったし。

実は「行きたなーい」言うたら終いの役目やったっぽいねんけどな(苦)
断ってええモンゆう発想がなかっただけで(苦)
お褒めのお言葉ありがたいわ~当時褒められた事なかったから、
褒められるようなお勤めやって母親も私も知らんかってん(苦)
だいぶ大人になってから「褒められとったらしいわ…」と聞かされてポカーン。

悪運は「とりあえず死なへん」ゆう究極のご加護なんかもな?

by カリコ (2014-07-26 00:29) 

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