ごんぎつね
大人になってからわざわざ絵本の方を買っちゃった私。
久しぶりに読んでみた。
活字が3Dのように流れ込んできた。
忘れてたけど、私これ、完全に暗唱出来てたらしい。
母がつまって続きを見失うと、「さっきの話は、きっと」とナビゲートして、
「覚えてるんやったら読まんでええやん」と中断されそうになっては、
「もう言わへん!読んで~」と甘えた。
必ず毎夜、読み聞かせをしてもらってから眠りについた。ごんぎつねばかり。
我が家の掟やった。
了解した。
やっぱり、おじーちゃんの仕業やった。
私は、ごんぎつねと友達になる方法を、毎晩毎晩考えてたんやった。
ごんを絶対見つけたんねん!私が兵十に教えたる!と前のめりで。それだけ。
あ、もししくじっても、神さまが黙ってるはずないから大丈夫♪とも思ってた。←他力本願
ほんまに、あほですみません。ええかげん、もう寝ます。
ちなみに、その頃母のお腹にいた弟もごんぎつねを一緒に聞いてたと思う。
昼行灯が「ごんぎつね」の感想文だけは冴えた名文を書き上げて、
「兄弟やなあ」と親を喜ばせたんでした。
ええ大人が絵本購入か(笑)
とか言いつつ私、、、果澄のためにと自分の好みで絵本選んでるし
私が買ってるといっても過言ではない(笑)
「ごんぎつね」な?すごい記憶に刻まれてる一冊やわ。
いいことしたのに鉄砲で撃たれて死ぬやなんて!って
世の中の不条理さを幼い心でひしひしと感じたわ~。
そうそう、このほど昨年度に引き続き、絵本サークルに
入会してんけどな?(小学校で)
絵本の研究と読み聞かせが主な活動内容やねんけど、
先輩ママによると正義は正義としてかたをつけな
子供は、混乱するらしい(苦笑)
「ごんぎつね」は、正に?その代表作とも言えるかも?
幼心には、切な過ぎるエンディングやけど、
きちんと「教え」があって好きやったわ。
感想文を書いたかどうかまでは、覚えてないけど、
ご姉弟の感想文も読んでみたいな~。
by http://mixi.jp/home.pl?from=global (2013-05-14 21:40)
いやいや、蔵書や。ええ大人になってから買うたんは確かやけど♪
>いいことしたのに鉄砲で撃たれて死ぬやなんて!って
>世の中の不条理さを幼い心でひしひしと感じたわ~。
なー?ハナっから不条理叩き込まれてたゆうのんがスゴイやろ?(笑)
信念の賜物や。そういうもんは、神に届くって、真理や。
やっぱ、そういう仕事せなあかんな?
切な過ぎるエンディングには「教え」がある。ほんまやな。
そういえば、「星の王子様」も「ラヴ・レターズ」も、そういう本や。
…と、美しく綴りたいとこやけども、ここだけの話…
「ごんぎつね」に私毎晩ツッコミ入れとってん!(笑)
徹底的にありとあらゆる方向から、あの世界を見つめて、
「ここでツッコミ入れたら結末変る!」「いんや、こっちの方が効く!」てな、
毎晩毎晩真剣勝負挑んでてん(笑)関西の血ぃやろ?
登場人物全員に徹底的にツッコミまくった。
私を誰だと思っているッ!!っちゅーノリで♪
ツッコミ倒した最終結論は「こいつら真剣に神さまを信じとらん!!」やった。
それでは、しくじるわ。
ほんまもんの神さまが出てこざるを得んとこまで、信じなな。仏眼を駆使して。
それをどう伝えたらベストなんか…が人類の課題やな…
感想文、私は書いてない。弟のんは一番ええ下りしか覚えてないねんけど、
『青い煙が、線香の煙に思えた』って。
アカン、箱根の看板が浮かんでしもた!(笑)(笑)(笑)
まーだツッこめるとは、さすが私。
by カリコ (2013-05-15 22:51)