号泣の最終話
「とんび」最終話、涙止まらん。
泣かせてくれ、今夜は存分に泣かせてくれ。
全部まるごと心に染みるシーンの連続やったけど、
多分一般的にはすっと流されてしまうシーンに私の心は激しく揺れて、
涙が棒になるかと思った!
家出してきたケンちゃんにヤッちゃんが「でかした!よく来た!」
と笑顔で抱きしめた瞬間、私は4歳に戻った。
4歳の時、祖父が私に同じような事をしてくれたのを思い出した。
以下、めっちゃ恥ずかしくもアホらしい思い出なので、読まんでいいです。
つっても、私の場合家出したのではなく、家の近くのバス停に祖父が到着する頃合いに、
「ひとりで出迎えて来てくれるか?おじいちゃんめっちゃ喜ぶで」という親の指令を受けて
バス停に行ったけど、たまたまその日は祖父の到着が1時間ほど遅れた。
「もしかして、このバス停ちゃうかったん?」という4歳児の自由なひらめきで、
私はバスに乗り(当然無賃乗車)、行方不明となった。
が、そのバスがたまたま幼稚園バスと同じ路線で、驚愕する運転手に「おじいちゃんを迎えにいくの」。
「どこに行くのかな?」と問われた瞬間幼稚園が見えて、思わず「ここ!」と下車した。
そしてこれまた、たまたま仕事を終えて出てきた保母さんと出くわして、幼稚園で保護された。
悪運剛志や…。
「おじいちゃんを迎えに行く前にちょっとだけ、幼稚園で遊んでてね?ね?」と保母さんに懇願されて、
誰もいない真っ暗な幼稚園で、私の居る場所だけストーブと明かりの点いた部屋でおもちゃを手にして、
「ここは待ち合わせの場所やない。ここに居ったらアカンのに!どないしょう!おじいちゃんに会われへん」と
焦りと不安に打ちひしがれていた。
どう考えてもここに、おじいちゃんが来るはずない。待ち合わせはバス停やもん。
どうしよう。私、何かしくじった。どうしよう…!
そこに、祖父が現われた。
しかも、ヤッちゃんのように笑顔全開で「迎えに来てくれたんか!遅うなって悪かったなあ」と言った。
何十年も経った今でも、目に、耳に、その祖父の姿がくっきり焼き付いてる。
いくらなんでも、不思議過ぎて。
4歳児が「よかれ」と思ってしでかした大きな失敗を必死で追うて芝居を打ち、「なかったこと」にしてしまったのだ。
「そこで合うてたで、偉かったね」と誉めてまで見せてくれた。
なんでそんな慈悲深いことが実行出来たのか、いまだに謎なのです。
私ならアキラのようにひっぱたいてる。間違いなく。
祖父は「決して怒ったらアカン」とキツく両親に言い含めていたそうです。
これが愛、というものなんでしょうか。
ヤッちゃん、ありがとう。色々思い出させてくれて、ほんまにありがとう。
泣かせてくれ、今夜は存分に泣かせてくれ。
全部まるごと心に染みるシーンの連続やったけど、
多分一般的にはすっと流されてしまうシーンに私の心は激しく揺れて、
涙が棒になるかと思った!
家出してきたケンちゃんにヤッちゃんが「でかした!よく来た!」
と笑顔で抱きしめた瞬間、私は4歳に戻った。
4歳の時、祖父が私に同じような事をしてくれたのを思い出した。
以下、めっちゃ恥ずかしくもアホらしい思い出なので、読まんでいいです。
つっても、私の場合家出したのではなく、家の近くのバス停に祖父が到着する頃合いに、
「ひとりで出迎えて来てくれるか?おじいちゃんめっちゃ喜ぶで」という親の指令を受けて
バス停に行ったけど、たまたまその日は祖父の到着が1時間ほど遅れた。
「もしかして、このバス停ちゃうかったん?」という4歳児の自由なひらめきで、
私はバスに乗り(当然無賃乗車)、行方不明となった。
が、そのバスがたまたま幼稚園バスと同じ路線で、驚愕する運転手に「おじいちゃんを迎えにいくの」。
「どこに行くのかな?」と問われた瞬間幼稚園が見えて、思わず「ここ!」と下車した。
そしてこれまた、たまたま仕事を終えて出てきた保母さんと出くわして、幼稚園で保護された。
悪運剛志や…。
「おじいちゃんを迎えに行く前にちょっとだけ、幼稚園で遊んでてね?ね?」と保母さんに懇願されて、
誰もいない真っ暗な幼稚園で、私の居る場所だけストーブと明かりの点いた部屋でおもちゃを手にして、
「ここは待ち合わせの場所やない。ここに居ったらアカンのに!どないしょう!おじいちゃんに会われへん」と
焦りと不安に打ちひしがれていた。
どう考えてもここに、おじいちゃんが来るはずない。待ち合わせはバス停やもん。
どうしよう。私、何かしくじった。どうしよう…!
そこに、祖父が現われた。
しかも、ヤッちゃんのように笑顔全開で「迎えに来てくれたんか!遅うなって悪かったなあ」と言った。
何十年も経った今でも、目に、耳に、その祖父の姿がくっきり焼き付いてる。
いくらなんでも、不思議過ぎて。
4歳児が「よかれ」と思ってしでかした大きな失敗を必死で追うて芝居を打ち、「なかったこと」にしてしまったのだ。
「そこで合うてたで、偉かったね」と誉めてまで見せてくれた。
なんでそんな慈悲深いことが実行出来たのか、いまだに謎なのです。
私ならアキラのようにひっぱたいてる。間違いなく。
祖父は「決して怒ったらアカン」とキツく両親に言い含めていたそうです。
これが愛、というものなんでしょうか。
ヤッちゃん、ありがとう。色々思い出させてくれて、ほんまにありがとう。
的外れかもしれませんが
いいなぁ~お祖父さんの想い出。いいなぁ暖かいなぁ~しかも強烈な想い出。
自分の生まれたときには既に両方とも他界していまして
お祖父さんのいない人生(苦)
核家族だったし、各実家も遠く、祖母たちにもそれほどの接触時間なく。
占いみると肉親に縁薄い人生(苦)ははは、確かにみな離れ離れや。
とりあえず砦を築いたんかな自らの子供らで(笑)
自分は佐藤健くん・・・息子の心情に寄り添いかなり泣けたです。
やっぱり帰ると一緒に住めないと言われたとき。
自分の父も浮んだです。またちとタイプ違いますがやっちゃんですので。
切ないけれど、やっちゃんにはやっちゃんの合う水があり
無理にそこから引き離すことはできないなぁ(理由はどうあれ)と
思いました。
そして、そんなこと思う頃には、自分が親にもなっているという輪廻。
沁みました。
by むーぽ (2013-03-18 23:57)
暖かい…と受取られたむーぽさんの心が暖かいです!
私はどう解釈してええんやらですわ。
甘やかし過ぎ?それとも新手の教育法を実践してみた?
祖父は教育に生涯を捧げた人で、現役を退いてなお、
死ぬまで勉強を続けてはったんで、周囲は
「余人には測り知れん考えあってのことか?」と、協力してたそうです。
…正味この人もヤッちゃんですわ(汗)
祖父祖母1人ずつしか居なかったので、「自分はこの世でたった一人だけのおじいちゃんやし、俺が可愛がらんかったら誰が可愛がるねーん!」やっただけかも…(汗)アツい人でした。
ああっ(@-@;祖父は発声法が元亀ちゃんと似てました!(笑)
私はまだまだ切なさに心が折れる、悟りの境地から程遠いひよっこです!
さすがです、むーぽ姉さま♪
by カリコ (2013-03-20 09:36)
そんなたいそうなもんやおまへんです(変な言葉)
正義とか善悪とか暖かいとか冷たいとか
物事の受け止め方は人それぞれで主観で変わりますから
なんでん気にせんでいいんだと思います~~~。
カリコさんがどう感じたかの一点のみで。
対応がどうあれ、おじいさまは、カリコさんを大好きやった。
大好きやったんやなぁ~って自分は受け止めました。それだけですぅ。
人が人を大好きなん伝わるのって暖かい。それだけなんですぅ。
思考はときに解釈しようとしすぎると真実を見ることを邪魔したりしますよね。
伝わったものを素直に感じ取る・・・その人なりに感じ取るんで
それが一番の当たりや思います。ただそれだけなんですわ。
by むーぽ (2013-03-20 11:53)
Don't think,Feel!(考えるな、感じろ!)ですね?
↑ブルース・リーの有名なセリフ
さすが、達人の名言やわ…!
うう…大きい声では言えませんが、感じた事を言語化すると…
「なんで?おじーちゃん?マジでっ?」
しか…浮かばない…です(汗)
驚かされることばっかしやったんです。
人に言われて初めて「そゆことか」と思う冷たい孫です(汗)。
by カリコ (2013-03-20 21:23)
おおっ!(@_@;)ブルースリー。無知でして、そだったんですね???
よかったぁ!ありがとうございます!
自分は、マトリックスの名言として感銘を受けてまして。
ああっそうだったマトリックスの中にも柔術シーンが毎回やまほど!
監督の中にブルースリーの全てが入ってたんですね。
「考えるな。ただ感じるんだ。」
「早く動こうとするんじゃない。早いのだと知れ。」
先日のあっ!もこれを実感したばかりでして。
きっとカリコさんが「驚きたい!未知のこと感じたい!」というセンテンスのひとつを
おじいさまで、味わいはったんですね。
まぁ身内は実際大変やしね(苦)わが父にも驚かされっぱなしでして(苦)
これからは、楽しい驚きをもお互いにたくさん味わいましょう~~~\(~o~)/
by むーぽ (2013-03-20 22:27)
そうそう、マトリックスでも言うてましたね!モーフィアスに言われてた。
いやいや~無知は私の方でして~(大汗)
じっ…実は…色んな芸能人がモノマネしたはんの見て憶えたんです!>Don't think...<映画は恐くて見れてないんです(汗)
友達とか好きやったんですけど、私には「奇声を発しながら暴力を振るうヤバイ人」>ブルース・リー
ほんで、偶然にもたった今!テレビで映画の場面が流れましたっ(苦)
これまた、まさしく、「驚きたい!未知のこと感じたい!」というセンテンスについて語られました…!
「驚きたい!未知のこと感じたい!」ということは、自分が知らない、不得意な物事を好き好んで近寄って行くのと同じです、と。(T-T)
うわあああ、マジで考えたらアカーン!
by カリコ (2013-03-22 00:09)
あらま、
私の上記の言葉はみな、マトリックス。
「「驚きたい!未知のこと感じたい!」というセンテンスは」・・・というのは
私の中から出た言葉です。
シンクロしたんでせうか???
不思議~~~楽しい~~~\(~o~)/ははは。
それは一面ですよね???
いやいや・・・得意なものにもぐいぐいいきまっせ~わてを見てくんなはれ(笑)
そうそう、考えるな!ワクワクを感じろ!!!ですわ~
きゃぁ~~~~\(~o~)/
不得意があるから得意も感じられるのが人生ですわね~♪
by むーぽ (2013-03-22 01:11)
ねー見事なシンクロですよね(笑)
お気に入りの「オデッサの階段」という番組で、松岡正剛さんという方を紹介してました。
http://www.fujitv.co.jp/odessa/
日本のソクラテスと呼ばれている方で、一見無関係に見える知識や情報のシンクロ・ポイントを見つけて編集する天才だそうです。
だから楽しいシンクロが起きるんかしらね?
まさに、ワクワクを感じる番組でしたよ♪(昨日最終回…)
不得意があるから得意も感じられる…ほんまそうですよね!
得意を自覚するチャンス。
by カリコ (2013-03-22 23:19)